バンコクの不動産業界について

都心部を見渡せるプール 未分類

こんにちは。今回は、バンコクの不動産業界について書きます。
沢山の会社があり分かりづらいと思いますので、
マンションを賃貸・購入する際や街歩きをする際の役に立てば幸いです。

バンコクと東京の業界の違い

日本だと三菱地所、三井不動産といった大手の総合デベロッパーがいます。総合デベロッパーとは、商業・オフィス・住宅・仲介などの機能を持つ会社のことを指します。

バンコクでは、不動産を専業とした総合デベロッパーはまだ無い、と言えるかもしれません。
これは、商業・住宅・オフィスの得意な会社が異なる為です。
少しずつ他セグメントへ進出しつつある会社もあるのですが、日本よりも業界内でセグメント別に有名な会社が異なります。

よって、バンコクの不動産業界でのメインプレーヤーはざっくり以下のように分かれます。
・住宅開発会社 (戸建・タウンハウス・コンドミニアム)
・商業施設保有
・運営会社・オフィス開発会社

本稿では業界をざっくり理解頂くことを目的としますので、各業界や代表物件を少しずつお伝えします。

住宅開発会社 (戸建・タウンハウス・コンドミニアム)

バンコクに住む際や、Air BnBで宿泊場所を探す際にコンドミニアムの名前が出てきますが、どの会社がどのブランドか、沢山あって分かりませんよね。。
バンコクの住宅業界は東京ほど寡占が進んでいないため、かなり沢山の企業があります。
ここでは、日系企業とコンドミニアムの共同事業をしているごく一部の会社を例に挙げます。
※コンドミニアムが得意な会社、戸建が得意な会社の棲み分けもあります。

代表企業①Ananda Development

2013年より三井不動産とコンドミニアムやサービスアパートメントを共同出資で開発しています。ASHTONやIdeoといったブランドを開発・販売しています。デベロッパーの中では新興の部類ですが、デザインや立地には定評があります。

https://www.ananda.co.th/en/home
Ashton Chula Silom (Ananda)
Ashtonは細長い形が特徴的

代表企業②AP(Thailand)

同じく2013年より三菱地所グループとコンドミニアム開発をしています。ブランドはThe AddressやRHYTHM、Life。また、ソイ39にあるVITTORIOもAPの物件です。
元々はタウンハウス中心の開発業者でしたが、近年はコンドミニアムにも力を入れています。

Residential, housing estate, condominiums
AP (Thailand) - เอพี (ไทยแลนด์) เพราะ AP เราเข้าใจอย่างลึกซึ้งว่ามนุษย์แต่ละ Lifestyle มีความต้องการที่อยู่อาศัยที่แตกต่างกัน การสร้างที่อยู่อาศัยในวันนี้ไม่ใช่...
Life Asoke (AP)
Life。手前はエアポートリンク

代表企業③Sansiri

2017年から東急電鉄と何件かコンドミニアム開発をしています。上記2社よりも高級物件に定評があり、戸建は特に超高級も扱っています。

東急のタイ王国住まいサイト|東急株式会社
東急のタイ王国住まいサイト。タイ王国の住まい総合サイトです。タイで展開しているコンドミニアム、その販売セミナーの紹介。

その他

日本では馴染みがないですが、バンコクでは大規模な戸建やタウンハウス(戸建が横に繋がっているもの)の開発もかなり盛んで、100戸規模の面開発も郊外で沢山あります。

また、短期回転型事業(土地の仕入れ→開発→販売を繰り返す)である為、小規模な会社でも参入しやすく、裾野が広いのも特徴です。

商業施設保有・運営会社

バンコクに来たことがあれば一度は訪れたことがあるだろう商業施設を運営する会社です。

代表企業①Central Pattana (CPN)

CENTRAL●●(場所名)という商業施設を都心から郊外、タイ各都市で運営しています。都心部だとCENTRAL Worldが有名です。

Central World - central to your wOrld
A must-visit destination for local and foreign shoppers right in the middle of Bangkok’s most prestigious address

代表企業②The Mall

CPNと双璧をなす商業施設運営会社です。
The Mall●●(場所名)や、日本人が多く住むプロンポンエリアのEMPORIUM, EMQUARTIER等を運営します。
なお、サイアムにあるSiam ParagonはSiam Piwatという会社とThe Mallの事業です。

อัพเดทเทรนด์แฟชั่นก่อนใตร ที่ The EmQuartier
มาร่วมอัพเดทเทรนด์แฟชั่นล่าสุดส่งตรงจากรันเวย์ก่อนใคร ทั้ง เสื้อผ้า, เครื่องประดับ, เครื่องหนัง, รองเท้า ฯลฯ ที่ The EmQuartier รวบรวมสุดยอดร้านค้าแฟชั่นชั้นนำม...

オフィス開発会社

正直、住宅以上に大きなプレーヤーが少ないので難しいですね。
チョンノンシー駅 (サトーン通り)、アソーク駅、プロンポン駅周辺では大きなビルが多いです。

代表企業①Frasers Development

シンガポール企業ですが、タイビバレッジ系 (Chang beerとか) のTCCというグループに属しています。出張者にお馴染みのオークラホテルが入居する、Park Venturesというオフィスビルを保有しています。ルンピニ公園の横で、One Bangkokという大規模開発をしています。

PARK VENTURES | THE ECOPLEX ON WITTHAYU

代表企業②Singha Estate

社名の通り、Singha Corporation (シンハービールが有名)が親会社の不動産会社です。元日本大使館跡地のSingha Complexや住宅を開発しています。

SINGHA COMPLEX
SINGHA COMPLEX by Singha Estate
Singha Complex (Singha)
Singha Complexは真ん中がオフィス、右が住宅棟の複合開発

オフィスは住宅以上に各棟毎で持主の会社が異なるのが、「総合デベロッパー」を見つけるのが難しい所以でもあります。
Frasers, Singha, CPNなど、飲料や商業、保険・金融などの本業で余裕のある会社またはREITがオフィスの多くを保有・運営しています。

アジア通貨危機以前は日系でもいくつかの会社(不動産・商社など)がオフィスを保有していたようですが、現在は殆ど無いそうです。大林組くらいですかね。

ちなみに、バンコクの土地は基本的に所有権(フリーホールド)なのですが、超一等地は王室財産管理局が保有し、借地権(30年・更新有)となっている場所もあります。

今日のところは以上です。
皆様の頭の中にざっくりと業界がイメージできていれば幸いです。

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